2011年6月26日日曜日

ちょっとずつ成功する方法

●ちょっとずつ成功する方法

ある日、何もかもがガラッと変わって、すべてがうまくいくなんてこと、世の中には絶対にない。

どんなものでも少しずつ、ちょっとずつ変わっていくもんやと思う。


(プリンセス・トヨトミ、万城目学)






●恋愛について語るとき、自分がいかに優位であるかを語ろうとする人がときどきいる。

自分がふりまわされているのではなくてふりまわしているのだと。

自分がより多く愛しているのではなくより多く愛されているのだと。

相手が必要でたまらないのは自分ではなくて他方なのだと。



恋愛において優位であろうとする人は賢くなりすぎてしまったのだ。

はだかんぼうであることがみっともないととことん教えられてしまったのだ。


(西荻窪キネマ銀光座、角田光代)








●きみと一杯のお茶をが飲めれば世界なんか破滅したっていいのさ。

ドストエフスキー




●突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ。 そんな言い訳を用意してきみの住む部屋へと急ぐ。

小沢健二




●ちゃんとやるんじゃない。

楽しくやるんだ。


人生は、何でも楽しめる人の勝ち。

この間、18,9だと思ったのに、もう、この歳だ。

男も女も、18,9まで。


これから先は、偉そうにしていないで、楽しんでいるふりも止めて、好きなことやって、楽しもうよ。


喜ぶには、理由が必要だと思っているでしょ?

違うんだな。

喜ぶと決めて、喜ぶんだよ。

これが本当の生き方。





●危ない橋は渡らない。そのほうがいいに決まっています。でも・・・・・


危ない橋は渡らない。

そのほうがいいに決まっています。


でも、そこに立ち止まっているのが安全なわけでもない。




人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月25日土曜日

「効率化」と「手抜き」はもちろん違う

仕事は効率化できるのであれば、効率化するに越したことはない。

だけど、時々、「効率化」と言って、「それ、ただの手抜きじゃないの?」という場面に出会うこともある。

たとえば、治験薬の副作用が多発した時に、その都度、対応を考えるのではなく、1年に1回、まとめて検討する、なんていうことだ。

法律やガイドライン、SOPで縛られてしまう手続きは「手を抜かない」。

そういう縛りを残したまま、「さすがに、これは無駄じゃない?」という点を見つけるのが楽しいのだ。

イノベーションを考える時に、それをいいことに「手抜き」を考える輩もいる。

押さえるべきは押さえ、それでもなお、効率的に進めることができるはずだ。



簡単な話し、「稟議書」を廃止するってのはどう?

少なくとも、無駄に朱肉を使わなくてすむよ。

「連帯責任」は「無責任」だからね。

無駄に「稟議書」を作っているのに、重要な届を当局に出し忘れている、ということもある。

つまり社内監視の「形骸化」だ。

「何が重要なのか?」ということを誰も判断しなくなる。

誰も自分ひとりで責任を負う、ということに弱腰になる。



自分の会社・職場はどうだろう? と見回してみることをお勧めします。



人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月24日金曜日

あなたは「賢い」旅人ですか?

なぜ、その「SOP」が定まっているのか?

社内に様々な「SOP(Standard Operating Procedures)」があると思います。

皆さんはそのSOPに従って仕事をしていると思います。

でも、何故、SOPでそのように決められているのか、を考えたことがありますか?

そこには色んな理由があり、それを知らないと、SOPに縛られたり、SOPを逸脱しやすくなります。



さらに、こんな例もあります。

SOPの話から外れますが・・・・・・。

ある野原を歩いていたら、道が急に、大きく右に回りこんでいました。

何故だろう?と思わない人は、その道に従って(遠回りになるけれど)、右に回り込みながら歩いていきます。

疑問がないので、遠回りも苦労とは思わずに進みます。

ところが、ある旅人は、「あれ?何故、ここで道が大きく迂回するの?まっすぐに進めばいいじゃない」と思います。

実は、その野原には昔、大きな池があり、それを迂回するために道が大きく右に回り込んでいたのです。

その大きな池も、時代が変わり、すっかり干上がってしまい、今では普通の野原になっています。

そこに気づいた「賢い」旅人は、みんなのために道を切り開き、まっすぐに進めるようにしてくれました(こういう旅人を僕らは「パイオニア」と呼びます)。



「SOP」も同じです。

よくよく考えると、実はその「手順」や「ステップ」は、今では不要なことなのかもしれません。

だから、常に「何故、この作業をやるのか?」を考えて仕事をしましょう。


SOPだけではありません。

上司からの指示・命令も「何故?」と考えていきます。

そうすることで、普通に過ごす3年分を、1年間で経験できます。

「何故、それをやるのですか?」



人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月21日火曜日

だから、新しい世界観なのだ

明日は新しい人たちに対する研修を初めて実施する。

いたらぬこともあるでしょうが、何分にもよろしくね。


新しい人たちと交流するのは、新鮮で、かなりいい気分になれる。

もちろん、緊張することは緊張するのだけど。



研修の講師を生業(なりわい)としていると、「お!そう解釈しましたか!?」という瞬間がある。

たとえば、新しい通知の解釈方法などでね。

そういう「自分とは違った視点を持っている人」と交流を持つことは自分の成長にも繋がる。



新しい視点を得るということは、新しい世界観を得る、ということになる。

新しい世界観を得たくて、僕たちは「小説」などを読んだりする。

村上春樹の『僕』や『カフカくん』や原りょうの『探偵の沢崎』や夏目漱石の『ぼっちゃん』が観ている世界観を知りたくて、僕らは本を読む。


そういう新しい世界観を得る方法は読書だけではなく、実生活でもありうる。

「なるほどね!そうきたか!!」という瞬間だ。


僕には僕の世界観があるけれど、他者の世界観を知るのも楽しいものだ。

そんな経験をさせてもらえる講師の仕事を僕は好きです。


人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月20日月曜日

では、どうやってモチベーションを維持するか?

時には『危機感』を持って仕事をするとモチベーションが上がる。

集中力もアップする。

でも、そういう状態をずっと維持すると、『危機感』が危機ではなく、日常になってしまって、効果が薄れる。


効果を維持するためにずっと危機感を持って、緊張している、というのも「ストレス」になり、だんだんと仕事の質が低下することになる。

では、どうやってモチベーションを維持するか?

それは、仕事を創造的に行うよう意識すればいい。



「アメとムチ」だけで仕事をしていると、「面白み」がない。

「別に、仕事に「面白み」は必要ない」と思っている人は、それはそれでいいけれど、つまらない人生を送っているな、と思ってしまう。



自律的に仕事をやっていると、面白みがあり、なおかつ、報酬(アメ)もくるので、こうなったら最高だよね。

組織の中で働くときは、さらに追加として「他人に対する配慮」とか「メンバーに対する感謝」というマインドも大事になってくる。

これは何も「チームワーク」を向上させるためにということではなく(もちろん、そういう目的もあるけれど)、自分が「気持ちよく」仕事をする時に必要なのだ。


「敬意」を持って人に接すれば、相手からも「敬意」をもって接してもらえる。

だから、自分に対して「敬意」を持って接してほしい場合は、まず、自分が他者に対して「敬意」を持って接することだ。



『危機感』が全く無いというのも困ったもんだが(蛙がゆで上がるが)、危機感だけで仕事をするのはつまらない。

要は自分の気持ちの問題で、仕事が楽しくもなり、辛くもなる。

マインドの問題は難しそうでいて、実は簡単だ。(何しろ、自分のことだから。)

他人を変えることは難しいけれど、自分を変えるほうなら、なんとかなりそうだよね?

お天気を変えることは不可能だけど、お天気に対する自分の気持ちはいくらでも変えられる。

と思って、仕事をしてみたらどうだろう?


人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月19日日曜日

物事に熱中するにはこの手に限る

●あくまでも自分自身と自分の取り組んでいるアイデアを信ずるならが、たいてい、成功することが私には分かった。

(チャールズ・ケタリング)



●自分のふさぎこんだ心を口笛で吹き飛ばして、他人までふさぎの巻き添えにしないように気を配る人がもっといてもよさそうなものだ。

楽しそうに振る舞っていると、いつか本当に楽しくなる。

物事に熱中するにはこの手に限る。

仕事にしろ会議にしろ、面白くてたまらないといった態度で取り掛かれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気が付くものだ。




●勇気とは恐ろしくて半分死にそうになっている時でさえ、その場に必要な行動がとれる能力だ。

(オーマス・ブラッドリー将軍)



●自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、ふだんなら思いもよらぬ、成果が得られる。

句中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。

楼閣は空中に建てるものだ。

さぁ、その下に土台を建てよう。

(ソロー)


人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』

お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』藤沢 晃治 (著)

先週に引き続き「藤沢 晃治」の本の紹介です。

本書はプレゼンテーションの基本がぎっしり詰まっている本です。

プレゼンに対する心構えから、そもそもプレゼンの主役は誰か?などいう概略から伝える技術として「概観を先に与える」「視覚情報を与える」「聴講者の届ける意識を持つ」などという基本ノウハウが紹介されている。

さらに秀逸なのは第5章で紹介している「説得する技術」だ。

ここには次のことが紹介されている。


1)論理力

2)構成力

3)比喩力

4)事例力


これらの4つの力はプレゼンに限らず、普段のビジネス会話、会議などでも通用するスキルだ。

そんなこんなで、プレゼンの全てをコンパクトにまとめている本書を推薦します。

特に社内でプレゼンが多い人は必読だと思います。

プレゼンで損している人って、多いものね。


心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ (角川oneテーマ21)
【アマゾン】






【送料無料】心を動かすプレゼンの技術【楽天】

【送料無料】心を動かすプレゼンの技術

【送料無料】心を動かすプレゼンの技術
価格:760円(税込、送料別)



人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月18日土曜日

私は新しいアイデアを創造している人間だ●創造的に考える

可能性を追求しよう。

新しいアイデアを試してみよう。

そのアイデアがうまくいかない理由を探すのではなく、それがうまくいく理由を考えるように、発想を転換することが大切だ。


まず、自分はどのようなアイデアでも実現できると信じよう。

あるアイデアが非現実的なように思えるなら、それを実現する方法をまだ知らないだけだ。


多くの人は、「自分には創造性がない」と思っているが、それは事実ではない。

創造性は誰にでもある。

ただ、それを発揮する分野が違うだけだ。


作曲をしたり、小説を書いたりするのは、誰でもできることではないが、身近な物の新しい利用法を思いつくくらいのことなら、誰でもできる。

ところが、せっかく創造的なアイデアを思いついても、からかわれるのを恐れて誰にも言わないことが多い。


新しいアイデアを創造することは宝探しのようなものだ。

ゴミしか見つからないこともあるかもしれないが、宝物がいとも簡単に見つかることもあるかもしれない。

世の中には、新しいアイデアをからかう人がいっぱいいる。

その中のひとりになるのではなく、自分で新しいアイデアを創造しよう。

現在、私たちが受けている恩恵の多くは、かつては不可能だと考えられていたことなのだ。(飛行機、パソコン、携帯電話・・・・)


他人に惑わされず、自分を信じることが大切なのだ。


★私は新しいアイデアを創造している人間だ。


人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月12日日曜日

3日で自分を変える自己啓発●書物を通じて学ぶ

あなたは学校を卒業してから、どれくらい学習を継続しているだろうか?

偉大な成功者はみな、知識に対して強い情熱を持っている。


知識には力が秘められている。

ほかの人の失敗から学べば、より少しの試行錯誤で成功する可能性が高くなるからだ。


書物の中には先人の知恵が収録されている。その知恵を活用すべきだ。

やる気を高める秘訣を本の中で公開してくれている成功者がたくさんいることに感謝しよう。

こんなことを考えてみよう。

たとえば、ビル・ゲイツからじかに教えてもらうためには、どれくらい謝礼を払わなければならないだろうか?

どんなに高額でも、謝礼で教えてくれるなら、まだ、ましだ。


今ならじかに教えてもらえない「孔子」からでも、書物なら学べる。

大金をはたいて短時間だけ面会するくらいなら、じっくりと本を読んだほうがいい。

本を読んで得られる知恵は、それくらい貴重なのだ。

多くの場合、同じ本を繰り返し読むことによって、一回目に読んで見落としていたことが理解できる。

良書は、繰り返し読むことで大きな差が生じるものだ。


「人類の行動や思想はすべて、書物の中に魔法のように保存されている。」 
トーマス・カーライル(イギリスの思想家)




人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

目的意識を持つには、理由が必要だ

仕事をするときに、なぜそれをするのか、それはどういう背景があるのか、それを理解していないと結果は思わしくないものに終る。

部下に仕事を指示するときには、なぜこの仕事は必要なのか、どういう意味があるのか、それが理解させていないとミスが起きてしまう。


トヨタでは、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜとその仕事の目的を5回問う。

これは、自分で仕事の意義を考える習慣を身につける効果がある。


なぜ、をまったく考えずに仕事をする人がいないかな?

上司に命令されたから、昨日も同じように行ったから、自分がそのようにしたいから、など、本質を考えないで仕事をしていない?


これでは、質の高い、効率的な仕事を行うにはほど遠いものとなる。

また、個人が仕事を通じて成長することも望めない。


なぜ、それをするの?




人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月3日金曜日

沈没するなら、沈没してしまえ、日本丸。

嵐の最中に船長が変わるかもしれない、という日本丸に乗っている僕たちはどうなるんだろう?

船頭が2人いたら船が山を登ってしまうが、今の日本は船長もいない「どろ船」だ。

沈没するなら、沈没してしまえ。

それが運命なら、仕方あるまい。

1回沈まないと、再生できないのならば、沈むのもいいだろう。


船頭が何もできないのは、僕たちの責任なのだから。

明日はどこに向かって進んでいるのか分からない。

とりあえず、自分の道は自分の道だ。

自分の進む道を他人のせいにはできない。

自力で泳げる人は自力で泳ぐ。

他人の力が必要な人は他人の力を引き出す方法を考える。

助けが必要な人が道端に座ってたら、手を差し出せばいい。



僕たちは一蓮托生だ。

明日の道を今、探そう。


人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン

2011年6月2日木曜日

何故、将棋の人気は衰​えないのか?

昨日のNHKテレビで、「将棋の人気」についてやっていた。

今ではネットテレビを使って、どこからでも「将棋の師匠」に習うことができる。

このネットテレビのシステムは、ある「ゲームメーカー」が提供している。

なぜ、そのゲームメーカーが、システムを提供しているかというと、「何故、将棋の人気はすたれないのか」ということを研究するためとのこと。


テレビゲームは一時的には人気が爆発的に上がっても、ある期間が過ぎると、人気が下がる。

ところが、将棋は何百年も人気が衰えることがない。

将棋のルールもシステムも全然、変わらない。

それなのに、人気は落ちない。

何が、将棋に人を引き付けるのだろう?


これは、将棋に限らず、チェス、囲碁、麻雀、等など、いろんなゲームで言える。

僕は「ヒカルの碁」が大好きだ。

ある少年が囲碁を通して、成長していく姿を描いたものだ。

「ヒカルの碁」では、囲碁を通じて、自分の成長を実感できる、というのが、「囲碁の魅力」になっている姿が描かれていた。

つきつめれば、そこだ。


たとえ麻雀であっても、ライバルや強敵が現れると、「倒したく」なる。

これは人間の闘争本能だと思う。

そして、その「倒すために」自分が鍛えられる。

鍛えられることによって、自分の成長が自分でも感じられるのだ。(スポーツでも一緒だよね。)


人間は「成長したがり屋」なんだと思う。

そう思わない?



人気ブログランキングへブログランキング
blogram投票ボタン