2011年9月1日木曜日

心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション

ディスカバリーチャンネルにも全世界ネットで出演! 

話題の脳機能学者・苫米地英人が日米を股にかけ、長年にわたって研究してきた秘伝術を開示。

真実のリーダーとは何か? 

自らの心を自在に操縦し、また、他者を圧倒的な心理力で率いるためのテクニックとは? 

真実のリーダーとなるための秘伝の「脳と心のトレーニング」法を解説。


洗脳研究の世界的な第一人者である筆者が描く、安全かつ強力な、自らの心を操縦し、他者に圧倒的な影響を与える「心の操縦術」。

無意識の支配する世界に介入する門外不出のテクニック。

臨場感世界の支配者として他者に強烈な好感を抱かせる禁断のテクニック。

過去・現在の結果としての最適解ではなく、未来の因果から最良の選択をする真実のリーダーとなるには?

読者もその周囲をも、過去の因果から解放し、真に自由にするマインドオペレーションのインパクトをやさしく解説する。


この本は苫米地英人の本の中では傑作に近いと思います。

前半は抽象的思考をあげていくことの大切さとそれによるIQ向上の必要性が徹底して書き込まれています。

ゲシュタルトはもちろんのこと、離散数理のNP完全など実に興味深い。

また、後半はそのための実践的な方法も丁寧に書かれています。



本書は、機能脳科学という「脳と心を同時に扱う学問」の見地から、真実のリーダーとは何か、リーダーとして自分の心を自在にコントロールし、他の人の心に強い影響を与えていくにはどうすればよいか、ということを明かした一書です。

苫米地氏が真実のリーダーの条件として挙げたのは情報空間(物理的な空間と時間的な空間を超えた抽象的な空間)を 高い視点から俯瞰できること,ということでした。

「情報空間」という考え方を説明するのは難しいのですが、苫米地氏は一つの例として、「視点の高いお坊さん」を登場させました。
 
このお坊さん、どこにも出かけずに、 「うん、俺は今シアトルにいる。 いや、やっぱり今度はニューヨークにした。 あっ、でも東京へ行こうかな?」

と考えることができるのです。

しかも、本当に臨場感を持ってニューヨークにいると思えたら、ニューヨークにいるのと同じこと、といいます。
 
そうやって物理的制約から離れ、視点が上がるということは、お金持ちが旅費を気にせずに飛行機で移動するよりも自由ということ。

 
唯物主義、唯心主義という言葉がありますが、「臨場感を持って感じること」を重視する苫米地氏の考え方は、究極の「唯脳主義」と言えそうです。

「自分の臨場感のある意識状態は、必ず相手に伝わる」と信じる著者からすれば異性に好かれることなど朝飯前です。

相手が自分を見ている視点を、できるだけ高い臨場感ではっきりとイメージすればいい。

相手の目から自分の顔を見ることによって、相手の心に、相手の視点の高さで自分が同調するのです。

……分かりますか?

だんだん、頭で理解できない内容に入り込んできましたよ。

ちょっと危ないオジサン、と感じるかれしれません。

でも、中途半端な自己啓発本に閉口している方にお勧めです。
 
試しに服用してみてはいかがでしょうか。



数ある苫米地本の中で本書を一番よく読み返します。

理由は「抽象度」と「ゲシュタルト」の説明が基本から述べられていて一番分かりやすいと思うからです。

最初この本を買ったときは人の動かし方に興味があり後半部分を中心に繰り返し読んでいました。

反対に前半部分は薄いな~なんて思っていたのですが・・・・

今は前半部分に「深さ」を感じます。


ちょっと難しいけれど、ハマる人はハマります。


本物のリーダーになりたい人は、一度は読んでおこう!


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おすすめのビジネス書★組織を強くする技術の伝え方

「伝えよう」としても「伝わらない」。

「伝える」のではなく、「伝わる」のが正解だ! 

各企業で大問題になっている技術伝達の本質を明らかにし、解決法を示す。

わかる」とはどういうことか、から始まって、身につけるべき知識や、記録の付け方まで著者の知的生産の技術を一挙公開!

「伝わらないのはなぜ」と悩む人、必読。

元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。

「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていない「わかる」ことは出来ないというのです。

いきなり不意をつかれた感じですが、そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。

 
・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする)
 
・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる)
 
・全体を見せてから、部分を見せる
 
・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要
 
etc...etc...


私は、山本五十六の

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

という言葉を思い出してしまいました。


さらには、常日頃のコミュニケーションが重要であることや、伝えずに消えた方がよい技術もあること、伝わっていく過程で技術や情報が劣化していくことで、失敗や事故が起こること、技術をわかる、身につけるには「失敗体験」も重要であると言っています。

わかること以上に、伝えるってことは難しいんだなあと思いましたが、同時にすごく面白くも感じました。



「技術の伝達」をテーマにしていますが、そのじつ、もっと広い意味での「知識の伝達」を扱っています。

なので、ここに書かれていることは技術に限定されることなく、教育の現場や広告のようなものに至るまで、あらゆる伝達の場所で使えると思います。

最も興味深いのは、技術を含めた知識は、 「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。

これをベースに説いている独特の「伝達論」は、一読の価値があります。



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毎日、計画を立てると20万光年の差が出てしまう

あなたは人生の大部分を仕事か私生活の活動の計画に費やしてきたと思う。

では、実際に計画に費やしてきた時間がどれくらいあるか、じっくり考えてみたことがある?

おそれく、その総時間数は驚くほど多いはずだ。


もし、この重要な時間がなければ、あなたの人生は方向性も目的もない活動の寄せ集めになってしまう。

どれだけうまく計画を立てるか、計画を立てなければどういうことになるか、考えてみよう。(恐ろしいけれど。)


毎日、意識して時間をとり、計画を立てよう。

生きるうえで20万光年くらいの差が出てくることに気づくはずだ。



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