この本は、いつも機嫌よく、気持ちよく生きていくために、精神科医・和田秀樹先生が「感情を整理」する方法をアドバイスした本です。
いつも機嫌がよく気持ちが安定している人は好かれるし、不機嫌でイラついている人は嫌われます。
職場のつき合い、隣近所のつき合い、家庭や友達同士のつき合い、人間関係すべて同じです。
では、自分の感情をどう整理すれば、気持ちが安定していられるのか。
機嫌よくいられるのか。たとえ不機嫌な人に接しても、自分の感情をいつまでもかき乱されずにすむのか。
その「感情整理法」を本書でお教えます。
例えば、●「虫の好かない人」は、自分に問題がある。 ●百点満点を目指す人はしょっちゅうつまづく。 ●朝の気分をよくする工夫で感情生活は豊かになる。 ●悪口、噂話に加わると、心は泥沼におちいる。 ●未熟でも「自分」をさらけ出すと気分がいい。 ●人間関係に「嫌い」を持込まないと楽になる。
こうしたコツを本書で具体的に示していきます。
自分の感情を上手くコントロールできるようになると、他人に振り回されることなく、マイペースを保つことができるようになります。
「感情の整理」が上手くできるようになると、人とのコミュニケーションもずっと楽になります。
本書は2004年11月に同社より刊行された『「感情コントロール」で自分を変える』を改題・補筆した新版です。
著者の精神科医としての視点・分析が楽しめました。
身近に居る不機嫌な人を思い出し「そうそう、そうだょな」と納得しながら(時には自分自身の過去の振舞いを思い出して小っ恥ずかしくなりながら)、あっという間に読みきりました(約2-3時間) 。
自分自身を客観的に見つめること(メタ認知)が感情コントロールには欠かせない能力なのですが、これを獲得するための心の習慣について分かり易く書かれています。(『自分の感情をウォッチングし、不機嫌な感情を排し、上機嫌なるための技・コツを持つためのヒント』が詳述されています)
「与えられた環境で如何に振舞うかという最後の自由は奪われない」(「夜と霧」(V.E.フランクル))という言葉を思い出したりしました。
本書のような内容の本を読もうという心持ちがあるのなら、既に問題は半分解決したも同じだと思いますョ。
その素直な"成長願望"を維持することが大事なのだと思います。Good luck ! (^-^)v
目次:
序章 成功する人はこんな「感情の整理」をしています
第1章 あなたの感情生活を支配する「法則」がわかる
第2章 不機嫌な人は「自滅の法則」に支配されている
第3章 「嫉妬」はもう卒業しましょう
第4章 「心」の掃除は簡単にできます
第5章 周りな好かれる人の魅力は「機嫌のよさ」にある
第6章 すべての人間関係に「好き」を持ち込もう
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2011年8月30日火曜日
おすすめのビジネス書★キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編
仕事を楽しみ、高い成果をあげることを両立させるには?
対人能力、自己抑制力、持続力等、必要な基礎力をどう身につけ、今後のステップにつなげていくか、という「キャリアデザイン」について実践的に解説。
キャリアをどのようにデザインしていくかを示した。
神戸大の金井氏とならぶキャリア論の第一人者の本。
日経文庫ではあるが、一種自己啓発的な本である。
特徴的なのは、年代ごとに何を考えるべきか、を 示しているということ。
キャリアの節目が大切 というような議論はこれまでなされてきたが、具体的に年代ごとにどのような決断をすべきかというところに触れている点が、自分の身に置き換えやすく分かりやすい。
(1)は筏下り編、ということで30代半ばまでに身につけるべき基礎力について解説している。
個々の能力の解説も丁寧でわかりやすい。
キャリアデザインの専門家向けというよりも、万人が読むべき本という風に思う。
これから自分の人生をどう歩んでゆけばよいか…
今後、自分のキャリアビジョンを考えるヒントを与えてくれる本だと思います。
キャリアというと一般的に職歴や経歴と考えがちですが、この本では、未来の描き方・生き方を選択するプロセスをキャリアとしてとらえています。
自分のこれからのキャリアを考えていく上で何が必要で何を身に付けるべきか明確に書かれています。
自分の人生に目標をおきそれを実現するためのプロセスを見直し再認識するためのアイテムとしてオススメします。
仕事への取り組み方・目標設定・コミュニケーションの図り方など基礎的な部分を鍛えていくことで仕事の取り組み方も変わってくると思います。
特に、若手社員・新入社員の方や大学生でこれから就職活動をはじめる学生さんには、自分の人生を考える上でも参考になってくると思います。
『この本を5年前に読みたかった!』という読後感。
「万人読むべし」
天職探しや、転職先を探す前に、この本を読んでもらいたいです。
他の自己啓発の本とは違い、なぐさめや、変な行動を促すことはありません。
テンションも高くないし、鼓舞することもない。
なんか、論文みたいです。理論的だし、言葉はわかりやすい。
それでいて、ひどく、当たり前とも思える戦略がかかれています。
基礎力編は30代までの若い人向けですが、専門力編もあわせて読まれることをオススメします。
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キャリアをどのようにデザインしていくかを示した。
神戸大の金井氏とならぶキャリア論の第一人者の本。
日経文庫ではあるが、一種自己啓発的な本である。
特徴的なのは、年代ごとに何を考えるべきか、を 示しているということ。
キャリアの節目が大切 というような議論はこれまでなされてきたが、具体的に年代ごとにどのような決断をすべきかというところに触れている点が、自分の身に置き換えやすく分かりやすい。
(1)は筏下り編、ということで30代半ばまでに身につけるべき基礎力について解説している。
個々の能力の解説も丁寧でわかりやすい。
キャリアデザインの専門家向けというよりも、万人が読むべき本という風に思う。
これから自分の人生をどう歩んでゆけばよいか…
今後、自分のキャリアビジョンを考えるヒントを与えてくれる本だと思います。
キャリアというと一般的に職歴や経歴と考えがちですが、この本では、未来の描き方・生き方を選択するプロセスをキャリアとしてとらえています。
自分のこれからのキャリアを考えていく上で何が必要で何を身に付けるべきか明確に書かれています。
自分の人生に目標をおきそれを実現するためのプロセスを見直し再認識するためのアイテムとしてオススメします。
仕事への取り組み方・目標設定・コミュニケーションの図り方など基礎的な部分を鍛えていくことで仕事の取り組み方も変わってくると思います。
特に、若手社員・新入社員の方や大学生でこれから就職活動をはじめる学生さんには、自分の人生を考える上でも参考になってくると思います。
『この本を5年前に読みたかった!』という読後感。
「万人読むべし」
天職探しや、転職先を探す前に、この本を読んでもらいたいです。
他の自己啓発の本とは違い、なぐさめや、変な行動を促すことはありません。
テンションも高くないし、鼓舞することもない。
なんか、論文みたいです。理論的だし、言葉はわかりやすい。
それでいて、ひどく、当たり前とも思える戦略がかかれています。
基礎力編は30代までの若い人向けですが、専門力編もあわせて読まれることをオススメします。
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