忙しくてたまらないはずなのに、余裕を感じさせる人がいる。
また、枯れることを知らない知恵や工夫、エネルギーを出し続けている人がいる。
そういう人の力の秘密は、一人で静かになる時間を持っているかどうかだ。
そして、時に一人静かに、目をつむり、瞑想してみる。(僕がやると迷走、あるいは妄想だけど。)
難しく考えずに、朝の5分とか夜の5分くらい、心を静かにさせ、目をつむり、何も考えずに沈黙してみるのだ。
できたら、一人になれる場所がよい。
自分の部屋がない人は、他の家族より少し早く起きてやる。
明治時代に「武士道」を英語で書き、世界的なベストセラーとしたり、世界の日本理解のために生涯を捧げた新渡戸稲造は、1日5分間の「黙思」を強くすすめている。
大きく伸びるためには大きくかがまないといけない。
「大いに発心する前には、大いに沈黙する必要がある。」と新渡戸稲造が行っている。
「継続の途中にたゆむ心が起こった時は、自ら励まし自ら奮って静思沈黙することが必要だ。」
つまり、自分を大きく成長させるためにも沈思、瞑想がいかに大切なのかを力説している。
そして、「忙しい、忙しいと言って、毎日の仕事にあくせくして、少しの余裕もなければ、命の根が枯れてしまうようにおもわれる。」
たったの5分間の習慣が、僕の気づかなかった本当の自分と、生きる道筋を教えてくれる。
この一人静かになる、瞑想、黙思の習慣を身につけおられることをおすすめします。
2011年8月9日火曜日
セルフコーチングで能力を開発しよう(2)
2.セルフコーチングで役立つ質問
セルフコーチングでは、どんな問いかけが役に立つのでしょうか?
ひと言で言うと「未来志向の行動につながる建設的な質問」が効果的であることが多いと考えられます。
つまり、「どうなれば望ましいのか?」「どうしたらうまくいくか?」を考えていくような前向きな質問を自らに発する能力がセルフコーチング力の中央に位置していると言えるでしょう。
逆に「なぜ、どうして」という問いかけは、自然科学や製造業の工程改善など「もの」に対して発せられる場合には有効ですが、セルフコーチングでは、あまり機能しない場合が多いようです。
特に「なぜ、こんな事態になってしまったのだろう?」「どうして、私はいつもこうなんだろう?」などと過去について思い悩むのは、建設的な行動につながりません。
残念な事態が発生した時に、その原因を探求する場合には「原因のリスト」という質問手法を用いることをコーチングでも、セルフコーチングでもおすすめしています。
これは「人」と「事」を分ける考え方で、「発生した問題」「その問題が生じた原因」など、事柄を主題にして質問する技法です。
● 「人の質問」:「どうしてこんな事態を引き起こしてしまったのだろう?」
↓
● 「事の質問」:「こういう事態が発生した原因をリストアップしてみよう!」
● 「人の質問」:「なんで今期の目標を達成できなかったんだろう?」
↓
● 「事の質問」:「今期の目標は達成されなかったけれど、その理由を3つあげてみよう!」
このように、自分に向けて「なぜ、どうして」の詰問を発するのではなく、「事態、目標、原因、理由」といった事柄について、客観的に問いかける質問のほうが有効なのです。
● 一般的に役に立つ前向きな質問の具体例
・何ができる?
・何が使える?
・どうしたい?
・どうなればいい?
・どこから手をつける?
・ いつやる?
・どんなふうにやる?
・他に?
セルフコーチングでは、どんな問いかけが役に立つのでしょうか?
ひと言で言うと「未来志向の行動につながる建設的な質問」が効果的であることが多いと考えられます。
つまり、「どうなれば望ましいのか?」「どうしたらうまくいくか?」を考えていくような前向きな質問を自らに発する能力がセルフコーチング力の中央に位置していると言えるでしょう。
逆に「なぜ、どうして」という問いかけは、自然科学や製造業の工程改善など「もの」に対して発せられる場合には有効ですが、セルフコーチングでは、あまり機能しない場合が多いようです。
特に「なぜ、こんな事態になってしまったのだろう?」「どうして、私はいつもこうなんだろう?」などと過去について思い悩むのは、建設的な行動につながりません。
残念な事態が発生した時に、その原因を探求する場合には「原因のリスト」という質問手法を用いることをコーチングでも、セルフコーチングでもおすすめしています。
これは「人」と「事」を分ける考え方で、「発生した問題」「その問題が生じた原因」など、事柄を主題にして質問する技法です。
● 「人の質問」:「どうしてこんな事態を引き起こしてしまったのだろう?」
↓
● 「事の質問」:「こういう事態が発生した原因をリストアップしてみよう!」
● 「人の質問」:「なんで今期の目標を達成できなかったんだろう?」
↓
● 「事の質問」:「今期の目標は達成されなかったけれど、その理由を3つあげてみよう!」
このように、自分に向けて「なぜ、どうして」の詰問を発するのではなく、「事態、目標、原因、理由」といった事柄について、客観的に問いかける質問のほうが有効なのです。
● 一般的に役に立つ前向きな質問の具体例
・何ができる?
・何が使える?
・どうしたい?
・どうなればいい?
・どこから手をつける?
・ いつやる?
・どんなふうにやる?
・他に?
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