2011年6月2日木曜日

何故、将棋の人気は衰​えないのか?

昨日のNHKテレビで、「将棋の人気」についてやっていた。

今ではネットテレビを使って、どこからでも「将棋の師匠」に習うことができる。

このネットテレビのシステムは、ある「ゲームメーカー」が提供している。

なぜ、そのゲームメーカーが、システムを提供しているかというと、「何故、将棋の人気はすたれないのか」ということを研究するためとのこと。


テレビゲームは一時的には人気が爆発的に上がっても、ある期間が過ぎると、人気が下がる。

ところが、将棋は何百年も人気が衰えることがない。

将棋のルールもシステムも全然、変わらない。

それなのに、人気は落ちない。

何が、将棋に人を引き付けるのだろう?


これは、将棋に限らず、チェス、囲碁、麻雀、等など、いろんなゲームで言える。

僕は「ヒカルの碁」が大好きだ。

ある少年が囲碁を通して、成長していく姿を描いたものだ。

「ヒカルの碁」では、囲碁を通じて、自分の成長を実感できる、というのが、「囲碁の魅力」になっている姿が描かれていた。

つきつめれば、そこだ。


たとえ麻雀であっても、ライバルや強敵が現れると、「倒したく」なる。

これは人間の闘争本能だと思う。

そして、その「倒すために」自分が鍛えられる。

鍛えられることによって、自分の成長が自分でも感じられるのだ。(スポーツでも一緒だよね。)


人間は「成長したがり屋」なんだと思う。

そう思わない?



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