2011年12月21日水曜日

●自分を磨く方法●落ちた2匹のカエル

二匹のカエルが、牛乳の入ったバケツに落ちてしまった。

這い上がろうとしたが、バケツの縁までは高く、壁はつるつるしてどうにもならない。

一方のあきらめの早いカエルはもう一匹に向かって言った。

「もうだめだ。僕たちはここから出られないよ。」

そして目を閉じ、バケツの底に沈んでいって溺れ死んだ。


もう一匹のあきらめの悪いカエルは「いやだ。死にたくない。何とかならないのか。」と、とにかく泳ぎまわり、出口を探したり、飛び上がったりしていた。

そうこうするうちに、いつの間にか足元のミルクが固くなってきた。

かきまわされた牛乳の表面がバターに変わっていたのだ。

カエルはその上から飛び上がって、バケツから出ることができた。


どんな苦しい状況でも、ときには絶望かと思われるような状況でも、必ずできることはある。

考え込んでいても活路は開けない。

立ち止まらずに、動き続けることだ。

そうすれば、思いもかけない可能性が見えてくるものだ。


まず、動くこと。




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