「チェシャ猫さん」アリスは、ためらいがちに話しかけた。
「お願いだから、教えてくれない?私はここからどっちの道に行けばいいの?」
「それはおまえさんがどこに行きたいか次第だね。」
「どこでもかまわないんだけど・・・・・・。」
「それならどっちの道に行ったってかまわないじゃないか。」
目の前に続く二差路、さて、どちらを選ぶべきか、誰でもよく出会う局面だ。
猫の言うことは実に正しい。
どこでもかまわないなら、どちらでもいいから行けばいい。
ただし、どちらに行ったらいいかわからないからと言って、そこに立ちつくしたままだとしたら、どこにもたどり着かない。
私たちは、少しでも正しい選択をしようと大いに悩む。
でも、この世に悪い判断はひとつしかない。
それは「決断しない」と決めることだ。
決断し続ける限り、たとえ、いくつかの選択が間違っていたとしても、必ず修正することができる。
しかし、何もしない限り、どこにも進めない。
さぁ、勇気を持って決断しよう。
あなたが決断し続ける限り、あなたの道は限りなく開かれる。
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