本書は1902年に英国の作家によって記されたもので、世界に数多くある啓発書のルーツとも言われている。
意外なことに、日本語版は今回が初出となる。
現実がままならないのは、すべて悪しき思いによるもので、環境のせいではないと説く。
結果としての成功も失敗も、その原因は必ず人間の心の奥底にある支配的な思いにあると言う。
「人間は身勝手な欲望を放棄しているとき、搾取する側、される側のどちらにも属さない」という記述からは、当時の英国社会に蔓延していた閉塞感を宗教以外の論理で解消したいという狙いがうかがえる。
「自己制御は熟練技能」という啓発書の基本が、1世紀前に存在していたことは興味深い。
デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖たちが、もっとも影響を受けた伝説のバイブル『AS A MAN THINKETH』。聖書に次いで一世紀以上ものあいだ多くの人々に読まれつづけている、驚異的な超ロング・ベストセラー!
自分を取り巻く人間関係は自分がつくったもの。
つまり、環境という結果は自分という原因が影響している。
冷静になって考えれば当然です。
でも私たちは普段当たり前のことを忘れがちです。
ついつい周りに原因を求めて自分はどうか?と考えることが少ないように思えます。
この本を読むと、自分のちょっとした傲慢さを改めて感じて反省すると同時に、他人をとやかく言うより先に自分を見つめないとだめだなあ、という気持ちを新たにさせてくれます。
いつも手元において、ふと忘れた頃くらいに何度も読み返したい一冊です。
驚きです。
これほどストレートにこの法則を説明している本は他にないでしょう。
他の本にあるような余計な眠くなるような説明がないのです。
最高に素晴らしい本です。
やさしい言葉でさらりと文章が書いてありますが、一字一句、深遠な真理が説かれています。
この本を読み、日々の生活と照らし合わせてみて考えれば、道は開けると思っています。
この本を私は、生涯にわたって読み続けるつもりです。
私の生活を明るく楽しくしれくれます。
人生の指針です。
100ページほどのシンプルな本ですが、書いてあることは置かれている状況によってはかなり心揺さぶされと思います。
そのため、自分の状況が苦しい立場に置かれている場合は最初受け入れがたいと思うこともあるかもしれません。
しかし、ゆっくりでいいので、本書の書いていることを理解していくと、自分の中から変化を起こして、自分の環境を変えていけると思います。
種から芽が出て花が咲く原理原則があるように、人の人生にも成功する原理原則があります。
この本は、情報が氾濫している現代に正しい道を示してくれています。
私の座右の書です。
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