トヨタは、書類をA3の紙1枚にまとめることを徹底しています。
東芝、マツダ、マッキンゼーなどの企業にも、紙1枚で書類をつくるための型があるそうです。
なぜか?
それは、雑多な情報をシンプルにまとめるということは、「仮説力」「要約力」「ロジカルシンキング」「伝える力」「問題解決力」「ストーリーづくり」など、ビジネスに活きる総合力を養うからなのです。
本書では、経営コンサルタントである著者が「企画書」、「報告書」、「プレゼン資料」、「会議」、「メモ」、「読書」など、どんな分野の情報も紙1枚にまとめてしまうための7つのフォーマットを紹介していきます。
これらフォーマットを活かすことで、1日かかっていた書類づくりが30分に。
移動中の時間だけでパワーポイントが完成し、言いたいことが伝わるプレゼンが可能に。
ダラダラ会議がスマートで実りのあるもの変化。
さらには本が1冊15分で読めるようになり、内容も忘れない。
インプット・アウトプットの効率が劇的に向上。
などなど、シンプルにまとめるフォーマットが、あなたの仕事をワンランク、ツーランクレベルアップさせます。
最近のビジネス書は、本のデザインを派手にポップに作り、うならされるようなタイトルを付けて衝動買いさせるものが流行っているように思います。
内容が伴っていれば何の文句もないところだが、残念なことに肝心のテクニック部分を無理やり引き伸ばしたようなものを多く目にします。
薄っぺらいテクニックを50やら100やら紹介しようと、すべてを実践するなんて到底不可能で、多くの場合役には立ちませんでした。
いい加減辟易していた中で、珍しく装丁がおとなしめなこの本が並んでおり、思わず手にとってしまいました.....(^^;)
本書の内容はタイトルの通り、さまざまな情報をいかに凝縮して紙にまとめるか、という7つのテクニックを紹介したものです。
装丁と同じく内容も至極地味で、非常に簡単で単純なテクニックが淡々と説明されていく。
しかし、この点にむしろ好感を持ちました。
無理に“特別感”を出しておらず、いかに日々実践してもらうか、に焦点が当たっているからです。
これを体現しているのが『16分割メモ』ですね。
よくよく読んでみると、確かに合理的で実用的なんです。
久々に腑に落ちたビジネス書でした!
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