博打や賭博、賭け事に関連するテーマの漫画を描いている。
たとえば、麻雀に関しては次の2つが僕は大好きだ。
麻雀を知らなくても楽しめるのだが、麻雀を知っていれば一生楽しめる。
麻雀がテーマの福本伸行の漫画
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『天-天和通りの快男児』
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『アカギ―闇に降り立った天才』
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●アカギ―闇に降り立った天才 (第1巻) (近代麻雀コミックス)(アマゾン)
● 【中古】B6コミック 23)アカギ / 福本伸行 【10P25Mar11】【画】(楽天)
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上の2冊はどちらも麻雀をテーマにしているが、実は「人生に対する姿勢」も大きなテーマになっている。
「ヒカルの碁」が「囲碁」をテーマにしているけれど、「人生の成長」がその裏にある大きなテーマであるのと同様だ。
特に圧巻なのが、上の「天」という漫画のラスト3巻だ。
この3巻は、僕の人生のバイブルにもなっている。
「人生は博打のようなものだ」あるいは「博打は人生そのものだ」という名言があるように、博打は人間の本性が現れる。
次に福本伸行のその博打に関連する本としては次の漫画が好きだ。
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『カイジ』
●カイジ(1) (ヤンマガKC (608))(アマゾン)
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この漫画は「船」の中で行われる「ジャンケン」で借金がチャラになるか、それとも人生の奈落に落とされるか、という限定的ギャンブルがテーマになっているが、これまた「人生の勝負」に関することが本来のテーマになっている。
こちらは麻雀と違って、誰もが知っている「ジャンケン」が賭け事の方法に使われているので、誰でも楽しめる。
これらの福本伸行の漫画の特徴は作品の中の登場人物が「名言・至言」をはくことだ。
で、ここから今日の日記のテーマになる(遠い道のりでした)。
その登場人物の「名言・至言」を集めた本が出版されている。
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『人生を逆転する名言集』
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この本が実に「いい!」のだ。
今日の日記のタイトルにもした「いいじゃないか、三流で・・・・熱い三流なら上等よ!」という言葉も本書に収録されている。
この言葉は上記の「天」の最後の巻で「赤木しげる」という雀士が若い後輩の「ひろゆき」に対して言っている言葉だ。
「ひろゆき」は人生に行き詰まりを感じ、なんとなく無気力で怠惰な日々を送っている。
それに対して喝を入れつつ、温かく励ましてくれている。
そんな赤木の言葉なのだ。
まず、ひろゆきは言う。
「誰だって失敗は恐ろしい。」
さらにひろゆきが言うように「誰にも認められず、軽んじられ疎まれる、嫌われる、どこがいいっていうんですか?」と聞かれれば、それは嫌に決まっている。
しかし赤木は言う。
「それよりももっと恐ろしいのは、成功や失敗に囚われるあまり、行動を起こすことすらもせずに、人生に対する熱を失ったまま無為に過ごしてしまうことだ」と。
金、地位、名誉、名声、権力、賞賛・・・・・・・そんなものは人生の飾りに過ぎない。
結果の成否ではなく、ただ行動を起こし、その過程の中にある「熱」こそが生きるということなのだ。
生きていく中で迷い苦しむことは幾度となく訪れるだろう。
そんなとき、赤木のこの言葉を思い出せば、次に起こす行動はもう決まっている。
三流だと世間から言われてもいいじゃないか、「熱い三流なら上等よ」。
失敗を恐れず立ち向かえ!
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