「成功への習慣」は、つながりのない断片的な行動規範ではない。
それは正しい原則に基づいた順序だった、極めて総合的な、私たちの生活や人間関係の効果性を向上させるアプローチだ。
この「成功への習慣」を身につけることにより、次第に依存から自立へ、そして自立から相互依存へと成長していく。
成長のプロセスを理解するために、それぞれの成長のレベルにいる人のパラダイムを見てみよう。
成長の連続体において依存状態にいる人は、「あなた」というパラダイムを持っている。
「あなた」が私の世話をする。
「あなた」が結果を出してくれる。
「あなた」がやってくれないとだめだ。
結果が出ないのは、「あなた」のせいだ、ということだ。
自立は「私」というパラダイムだ。
「私」はできる。
「私」の責任。
「私」が結果を出す。
「私」は選択できるということだ。
そして、相互依存は「私たち」というパラダイムだ。
「私たち」はできる。
「私たち」は協力する。
「私たち」が才能と能力を持ち合わせれば、もっと素晴らしい結果を出すことができる、ということだ。
依存している人は、欲しい結果を得るために他人に頼らなければならない。
自立している人は、自分の努力によって欲しい結果を得ることができる。
そして、相互依存している人々は、自分の努力と他人の努力を引きあわせて最大の成果を出すのだ。
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