2011年10月8日土曜日

秋の暮魂熟れて堕ちてゆく

秋の俳句「秋の暮」

秋の暮魂熟れて堕ちてゆく 枇杷男

牛の眼に雲燃えをはる秋の暮  湘子

わが中に道ありてゆく秋の暮  朱鳥

抱かれている子供の顔も秋の暮  爽波

秋の暮大魚の骨を海が引く  三鬼

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