自分の「機嫌」を操る技を身につければ、思わぬ能力が発揮できる!
「不機嫌」「ふてくされ」に生産性を上げるものはない!
「上機嫌」を自在に操り技とすれば、自分の隠れた能力を発見できる!
「上機嫌」になるメソッドを解明する1冊。
この本のすごいところは、「機嫌は技化することでコントロールできる」と主張している点にある。
なぜなら、一般的に、機嫌の良し悪しはその人の性格や状況に左右され、コントロールできるものであるとは考えられていないから。
私は著者を「世界一受けたい授業」で見たことがありますが、異様に上機嫌です。
しかしこの本を読んで、実はそのような上機嫌は「技化して身につけたもの」で、以前はかなり不機嫌な人だったと分かる。
具体的にどうすれば上機嫌になれるかのヒントは、主に第三章「気分をコントロールするからだを作る」、および第五章「上機嫌の技化のメソッド」に書いてあるので、ここは特に重要だ。
以下に、私の印象に残ったところを挙げてみます。
・不機嫌な人を尊重するような社会を容認してしまっては、歯止めが利かなくなります。不機嫌というものは何の力でもないことをはっきりさせ、社会に認識してもらいたいと思います(p.18)
・温まった体をしっかりと基盤として持つと、外からの働きかけに対し、柔軟に対応することができます(p.87)
・気分は、からだの状態感とセットになっています。(中略)からだの状態感は、場の雰囲気と侵食し合っています(p.90)
・気分に巻き込まれた状態から、自分を引き離して見る力が必要です。それが、大人の知性であり、上機嫌力への第一歩なのです。次に、どういうときに自分は上機嫌になるかを、自分自身で見極めましょう(p.140)
・ハイテンポは、元気を引き出します。英単語を記憶するとき、テンポを上げてやると、効率は高くなります。気分が前向きであるほうが脳の吸収力は高いのです(p.150)
・ハード且つ上機嫌。挑戦する内容は厳しく、なお且つ上機嫌で、それに取り組むことが、社会を活性化するのです(p.174)
多くの人々は不機嫌そうな人々を毎日、自分自身の周辺でみかけているのではないだろうか。
街やコンビニ、すれ違う人に不機嫌そうな人々をよく見かける。機嫌が悪いといいことはない。
むっとして何も新しいことは生まれない。
力にもならない。
本書が提案するのは上機嫌力。
機嫌は気分次第で決まるのではなく、筆者自身は機嫌を技化したので、コントロールできるという。
そのコントロールの方法を本書で提供している。
上機嫌でいられれば、人生幸せだ。
嫌なこと、不安があっても、ストレスを溜めても不機嫌をコントロールできるものなら、ぜひその技術をものにしてみたい。
多くの人々はそのように思うはず。
そのために本書の提案は私たちがすぐにでも実践できる提案を行っている。
非常に興味をそそる内容。
今までほとんど出版されていないテーマをとりあげた作品だけにおもしろい。
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