2011年5月18日水曜日

「習うより慣れろ」ではなく「慣れるより習え」

課題解決をテーマにした研修のネタを作っていて、思い出したのだが、初心者がよくやる失敗は「何でもかんでも全て、自分が解決しようとする」ことだ。

要領の良い人は「他人に聞けば分かることはサッサと聞く」。



よく「習うより慣れろ」というが、たとえばパソコンの扱い方法などは、その道のプロの方にサッサと聞くほうが速い。

「慣れるより習え」だ。(パワーポイントのアニメーション機能を連続して自動的に進める方法、などは慣れているうちに理解できるわけがない。もし、自己学習だけで、それを覚えようとすると、20年はかかる。知っている人に聴けば、一瞬で解決する。)


僕はいつも隣に座っている人、前に座っている人にまず聞いてみる。

それでダメなら、3列向こうまで範囲を広げていって聞いてみる。

大事なことは「この問題の答えを知っていそうなのは誰だ」というアタリをつけられるかどうかだ。


自分の手掛ける問題について、「聞きまくれる相手」がいる、というのはスキルの一部だ。




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