2011年5月30日月曜日

「非常識」な「北野武」のように「シャイ」でいたい?

北野武とビートたけしが好きだ。

シャイな北野武。

おばかなビートたけし。

その両方を持っている北野たけし。


国際的な映画賞を撮った武が、白鳥の首を股間につけておどけるタケシ。

その北野武が、世界の芸術家に会う、というNHKの番組(たけしアート)を見た。

「たけし」の個展がパリで異常なほどに人気が出ているらしい。



僕は北野武の「HANA-BI」が大好きだ。


僕が大学時代にあった「THE MANZAI」のブームに乗って出てきた「ツービート」。

僕は当時は「B&B」のほう好きだった。

もちろん、「ツービート」も嫌いではなかったが。


北野武の存在が気になりだしたのは「ビートたけしが映画を作り始めてからだ。

そして、とうとう「HANA-BI」でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。

この「HANA-BI」を早速、観に行った。

この映画が始まって5分位のところで、僕がかつて働いていたビルが出てきたのには驚いだ。


「HANA-BI」のストーリーなどは検索してもらえば分かるのだが、なんと言っても、この映画のラスト5分間が素晴らしい。

最後の最後に「岸本加世子」が言う、たった一言のセリフのために、岸本加世子が出ている。

そして、このセリフのためだけに、この映画は存在している。






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「キタノブルー」と言われているように映像中の「ブルー」をきれいに使った映像になっている。

そして、何よりも「たけし」が好きになったのは、国際的な映画賞を取ったにも関わらず、テレビでは相変わらず、白鳥の湖の衣装で股間から白鳥の頭を出したコスチュームで「お笑い」をやっている点だ。

「たけし」がいかに「シャイ」か、ということをよく表しているのが、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞後の帰国時のインタビューの場面だ。

数多くの記者がいる前に照れながら出てきた「たけし」はポケットからちっちゃな「おもちゃのトロフィー」を出して笑った。


「北野武」のように「シャイ」でいたい。

「ビート・たけし」のように「非常識」でいたい。


今度、一緒に「HANA-BI」を観にいかないか?


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