多様な情報が飛び交う、複雑で変化の早い現代のビジネス環境では「現場の判断」の重要性が高まっている。
戦略とはトップダウンで実行を指示するものではなく、むしろ現場のリーダーや現場に近い専門家が、ボトムアップ的に立案し実行するべきものになってきている。(この視点が本書の"あたらしさ"の1つ)
多くの戦略書は、情報の分析手法であるフレームワークに多くのページを割いているが、重要なのはフレームワークを用いた「分析」だけではない。
戦略の難しさは、むしろ「実行」にある。
そのため、本書では最終的な「実行」の成功から逆算して、戦略を5つのステップで学ぶ構成となっている。(この点が、本書のもう1つの"あたらしさ"。)
だれもが自分の「人生・キャリアの戦略責任者」だ。
戦略的発想を持つことで、自分自身の目指す方向が明確になり、実現の可能性が高まるとともに、そのプロセスが充実したものになる。
現場のビジネスマンが戦略を身に付ける意味は小さくない。
戦略を「現場よりの責任者」として立案される「現場のリーダー」、そして戦略の実行にあたる「現場のビジネスマン」の方にぜひ読んでいただきたい1冊だ。
それぞれの章における著者の説明も分かりやすくて優れているが、なによりも、それがすべて第5章の戦略の実行につなげているのがいい。
この本の記述方法がまさに問題解決のための戦略の実現になっているように思う。
プロジェクトに多く携わってきた自分にも反省すべき点が多いなと感じる。
もっと効果的な実行方法があったことに気付かされた。今後のプロジェクトに生かしたい内容の本だ。
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