2011年4月23日土曜日

『必要なのは“新しい切り口”で見せてくれる新世界』

震災関係のニュースはテレビの各局で毎日放送されている。

放送されている内容はだいたいどこも同じで、避難所の苦労、芸能人、有名人、アスリート等が避難所を慰問するなど。
または、福島原発の現状を政府、東電、原子力保安員の三者からの発表を放映、それに対して原発の専門家のコメントをもらうなど。

そんな金太郎あめを切ったようにどこも似た放送の中、NHKのあるコーナーでは、被災者の方々が画用紙に「今、自分の思っていること」を書いて、被災者本人が自分の言葉で説明するという番組があった。

たとえば、ある夫婦は「今、何をしたいか?」という観点で、画用紙にこう書いていた「夫婦喧嘩をしたい」。
また、あるご婦人は「今、何が欲しいのか?」という観点で、「洗濯機と掃除機が欲しい」と書いていた。
ある女子高校生は女性下着メーカーのトリンプにお礼を書いていた。
なぜかと言うと、その女子高校生が個人的に「●●の避難所は女性が多いけれど、洗濯もできないので下着を送ってくれないだろうか」とメールをトリンプに送ってたら、すぐに1万着の下着が送られてきたというものだった。

このように「被災地を訪問したレポーターの声」ではなく、「被災者本人」の生の声を伝える、という新しい切り口の視点で作られた番組はとても新鮮だった。

「本当に、本当に」困っている「生活のささいなこと」や被災者の東北弁で「全国の皆様に対する支援のお礼」などが生で聴くことができる。

ここで僕が言いたいのは「画一的」な報道が多いなか「独自の視線」で被災者の現状を伝える番組を作ったテレビ局もある、という点だ。



新薬の開発にも「流行」があり、どこかが大ヒットを放つと「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って、製薬各社が似たようなゾロ新を出してくることが多い。

「高脂血症」、「勃起不全」、「アルツハイマー」、「がん」など等。

製薬業界に流行する「言葉」もある。

最近なら「オーバークオリティ(オーバーリアクション)」、「ドラッグ・ラグ」、「アンメットメディカルニーズ」、「国際共同治験」など等。

そういう「画一的」な切り口が多い中、「独自の切り口による視線」で新薬市場を切り開いていく会社もある。(ベンチャー企業に多い。)

「独自の切り口による視線」で世界を切り開き、僕たちに「新しい世界」を見せてくれる会社だ。

誰もそんなことに注目していなかった分野に着目し、画期的な新薬(ピカ新)を出してくる会社だ。



もともと科学の進歩は世界で同時に同じように進んでいる。
その最先端の科学に新薬の開発を依存している業界なので、「似たような」切り口の新薬が出てくるのは、まぁ、当然だ。


しかし、いつでも、どんな時にも「パイオニア」はいる。
そしてパイオニアは、「困難な道」を切り開く、というのは必然だ。
なぜなら、それまで疾病の評価すら存在していない領域を進んでいるからだ。

私たちはそんな会社の出現を待っている。
「世界なんて、どうせ、こんなもんでしょ。」という常識に真向から刃向い「こんな世界もあるんだよ」と新世界を見せてくれる会社の出現を待っている。

「お!そうきたのか!!」と驚くような病気へのアプローチ方法を取るピカ新を待っている。

最近は2010年問題、「行き詰まり」感が否めない製薬業界。

古い体質の製薬業界に「新風」の嵐を巻き起こしてくれる、そんな会社・新薬を私たちは待ち望んでいる。


でも、そんな「新風」も「地道な努力」の上に吹いているんだけどね。





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2011年4月22日金曜日

「無茶ブリ」の導入研修によくついてきたね。

今、研修をしているのは今年の4月に入社された女性4人と男性2人の6人だ。

何の予告もなく(こういう事を僕はよくやる)、研修が終わったあとに「今日、私が学んだことを1分以上、3分以内で発表して」という無茶ブリをする。

でも、その6人は少し緊張しつつも、なんとかやり遂げた。

その「なんとかやり遂げた」という体験が大事だからね。

それが「有能感」につながり、今後の仕事に対する基本的スタンスになる。

来週も「無茶ブリ」をするけれど、しっかりとついてきてね。
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枝る(えだる)?

「枝野官房長官」は今回の震災に関する政府の広告塔として、人気が上がったのではないのかな?

どう?

ぼくはすっかり「枝野官房長官」のファンになった。



話し方が「信頼感」を感じる。

どんな質問にも「しっかり」と答えている。

人あたりもいい。

「いい人」って誰がみても、「あの人はいいよね」となる。



で、「枝る(えだる」という言葉が生まれているらしく、次のような意味があるらしい。


1)寝ないで頑張る

2)寝えようと思っても寝られない

3)上司に恵まれずにだから、頑張る、



という3つの状態のことを「枝る」というらしい。

僕に受けたのは特に「3)」ですね。


それにしえも、今まで一体、どこにかくしていたのよ、枝野さんを。

こんな素晴らしい人がいたのなら、もっと早く、民主党は「枝野」さんをマスコミに出せばよかったのに。

「上司」のKさんや「強面」のOさんなんかよりもずっと、今、国民の信頼を勝ち取っているのは枝野さんだよね。

みんなも「枝る」?

グタグタに疲れたけれど、遊びにきたよ

とりあえず、研修の2日間が終わった。

グタグタに疲れた。



やっぱり緊張するんだよね。

初めて出会う新入社員でなお、かつ他社様の大事な新入社員である。

間違っても、おかしな方向に進むてはいけない。

そんな緊張もあり、初日の研修の前の日は夜は眠れなかった。



「え?緊張することなんてあるの?」と言われそうだが、もちろん緊張する、しかも生まれつきの「人見知り」タイプだ。

そんな性格でよく講師をやっているよね。



とにかく講師は初日が勝負なのだ。

初日に新入社員から「信頼される」講師にならないといけない。

2日目や3日目では遅すぎる。

初日なのだ。

初日に新入社員の信頼を築く。これが大事なのだ。



「え~~!こんな人の講義を10日間も受けるの~~?」なんて思われたら、講師として終わりだ。

だから、初日が勝負なのだ。


初日と2日が間がおわり、ぐったりしたけれど、きみにところに遊びに来たよ。

グタグタに疲れてね。



少し、眠らせておくれ。

また、来週から再開する研修のためにね。
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2011年4月21日木曜日

吉田拓郎、今年はツアーをやるぞ!

先日の「オールナイトニッポン」のスペシャル番で、吉田拓郎が「今年はツアーをやります」と宣言した。

前回(2年前?)は体調不良のため、ツアーの途中で、その後の全てのツアーをキャンセルした。


肺がんから復活した拓郎の歌声を聴きたい。

昔のように「朝までやるぞー!」でなくていいから、せめて「これから3時間はがんばるぞー!」でいいので、ツアーをやってほしい。

もう、これが最後かもしれないので(拓郎にとっても、僕にとっても)、もし、ツアーを始めたら、今回は是非、行きたい。

あ、小田さんが新しいアルバムを出したので、それも楽しみだ。

「どーも」だ。

「そうかな」から約6年振りのオリジナルアルバム発売!

「そうかな~相対性の彼方~」から約6年ぶりとなるオリジナルアルバムは「今日もどこかで」「さよならは言わない」「グッバイ」というシングル作品が3曲。

さらにCM楽曲、映画主題歌など強力タイアップ作品が多数収録されるベストアルバム的作品。

「そうかな」も購入したので、今回の「どーも」も購入予定。


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う~~~ん、ユーミンのアルバムも出たし、今年は音楽三昧かな。


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2011年4月20日水曜日

粋な旅芸人になったつもりで

ということで、今日からホテル暮らしが5月中旬まで続く。

粋な旅芸人になったつもりでホテル暮らし&一人暮らしを楽しむ術も身についてきた。

いつもなら、普段は観ないテレビを見て、好きなだけ本を読む、というスタイルを取ってきたけれど、今回はこうして自分のノートパソコンを初めて持ってきた。

これで、いつものように自宅でネット三昧をやっているのと同じ環境になった。

でも、これも考えもんだ。

あまりにも日常と変わらない。

日常から離れれるのが「旅」の良さだ。


「旅」に出ることで日常を見直すことができる。

明日から始まる新入社員の研修に意識を集中しているけれど、自分の振り返りにもなる「出張」だ。

「旅」の途中で出会う新入社員はどんな人たつだろう?

どんな人と出会えるのか楽しみだ。

僕たちはまだ「旅」の途中だ。
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夫婦喧嘩がしたい

NHKのニュースを見ていたら被災された中年夫婦からの「希望・要望」を紹介していた。

「ダンナ」は、「ここ(避難場所)を出たら、45年の区切りに夫婦ゲンカをしたい。」と言った。

避難場所はプライバシーも何もないので、「ケンカすら」できないのだ。


僕たちが生きている、ということは「ケンカ」をしたり「大声で泣いたり」、「大声で笑ったり」することなのだ。

何の贅沢もない。


そして、今回の震災で「生きのこったこと」の「総決算」となるような「夫婦ゲンカ」をしたいと「ダンナ」が言っていた。

「ダンナ」の隣でひとの良さそうな「カーチャン」が笑っていた。


夫婦喧嘩すらできない生活に耐えて、「ダンナ」と「カーチャン」の二人は笑っていた。


僕は涙が出た。

僕も「生きのこったこと」を総決算するような意思を持っていきたい。
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2011年4月19日火曜日

明日から「戦闘開始」。口が避けても言えないこと。など。

明日から某所に移動し、5月末までホテル生活が続く生活に突入する。

僕の仕事は4月から6月までの3か月で、1年間の仕事の7割を消化する。

もちろん、この3か月は新入社員の教育のためだ。



治験やGCPについてほぼゼロの状態から治験の3合目あたりまで連れて行く。

OJTに移行すると、先輩社員から、「今年の新入社員はGCPの知識が弱いのではないか?」というクレームが5年間、全く同様に毎年のようにくる。

そりゃそうなのだ。

治験の8合目あたりにいる先輩社員から見れば、3合目あたりでうろちょろしている新入社員は「心配だ」なのだ。



でも、その先輩も実は数年前は同じ状態だったんだよね。

先輩社員も自分の新人の頃を思いだしてもらえると、少しは見る目が違ってくると思うけれどね。

そうは言っても、教育研修グループとしては、そのクレームを真摯に受け止め、毎年、少しずつ研修技法や内容を改良している。

だから、本当は「先輩の新人のころよりは、今年の新人のほうが、GCPをよく知っているんだよね、」と思うが、これは口が裂けても言わない。



当社の先輩は教育熱心でOJTを改善するプロジェクトチームを昨年末から立ち上げて、教育研修グループとコラボして、できるだけ早期に「一人前」のモニターを育てようとしている。

自社のことなので、手前味噌だが、でも、これはなかなかたいした取組みだ。

組織全体で人材を育成しようという機運はとても貴重だ。


あなたの会社ではどうですか?
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2011年4月17日日曜日

大震災40分前上空の電子急増 チリ地震と類似「前兆か」

■■■【 E-ニュース 】■■■


●米の名門・フィラデルフィア管弦楽団が事実上の経営破綻
http://www.asahi.com/showbiz/music/KYD201104170002.html


●電子書籍の売り上げ、「紙の本」を上回る 全米書籍市場で初
http://www.cnn.co.jp/business/30002472.html



■■■【 B級ニュース 】■■■


●『Google』で「鋤なの?」と検索するとドキッとする
http://news.ameba.jp/20110416-171/


●「谷間のしわ伸ばす夜用ブラ」、欧州でヒット商品に
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-20641020110415



■■■【 科学ニュース 】■■■


●【厚労省】CRC養成の裾野拡大‐初級者研修で近く基準
http://www.yakuji.co.jp/entry22690.html


●リンパ管腫、高血圧薬で抑制 岐阜大が世界初の確認
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110416/201104160914_13607.shtml


●多発性硬化症治療薬候補が好結果=米バイオジェン
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011041500305


●足の血管再生、実用化へ協議 神戸の先端医療振興財団
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/0003965567.shtml


●治療薬ほとんど効かない結核菌 佐賀で10人集団感染
http://www.asahi.com/national/update/0415/SEB201104150035.html



■■■【 地震関係ニュース 】■■■


●大震災40分前上空の電子急増 チリ地震と類似「前兆か」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/281622.html


●長渕慰問の自衛隊1500人に熱いメッセージ
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201104170048.html


●被災の地から 透析避難:上 原発事故で治療の危機
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201104170086.html
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『神々の指紋』で初めてマッキントッシュを買った。今回は?

僕が本格的なパソコンを初めて買ったのは『神々の指紋』という本を読んだからだ。
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神々の指紋 (上) (小学館文庫)




 【中古】文庫 神々の指紋 上【10P22Apr11】【画】



この本の広告ではこうなっている。
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『ジャーナリストの経験で培われた、行動力と情報収集力を駆使しながら、時には危険を冒して、古代文明の遺跡を訪ねる旅を続ける著者、グラハム・ハンコック。16世紀の古地図、中南米に点在する古代遺跡、その地に伝わる数々の伝説を調べていくうちに、彼は人類がもうひとつの文明を"記憶喪失"していることに気付き始める。これまでの古代史解釈をあらたな角度から見つめ直した世界的ベストセラー。』

ざっくりとこの本が何を言っているかというと「もうすぐ人類は滅亡する危機が迫っている」というもの。

その根拠が大胆な彼の説を通じて提示されているが、一方で、この本は『とんでも本』という批判もある。

僕も8:2位で『とんでも本』だと思う。

でも、この本を読んだ当時は「もうすぐ人類が滅亡するのだから、その前に好きなことをしておかないと後悔するぞ」と思い、それで、アップル社のマッキントッシュを買う決意をしたのだ。



何故、このことを思い出したかと言うと「東京直下型の大地震」の可能性が高くなったと聞いたからだ。

東京直下型の地震はもちろん必ず来る。

今、問題となっているのは、「いつ来るか?」ということだ。

首都直下地震は東京湾北部を震源としたマグニチュード(M)7級が想定され、今後30年以内の発生確率は70%とされ切迫性が高まっていた。

今回の東北地方太平洋地震で、東日本全体の地盤に歪が生じ、ますます東京直下型の地震の確率が、あるいは時期が差し迫ってきた。

だから、「好きなことを今のうちにしておかないと後悔するぞ」とまた、思い始めたのだ。

じゃ、今回は何が欲しいのか、というと、もう物質的なもので欲しいモノは取り立てて無い。

もともと僕はモノに対する執着心が薄い。

ブランド志向もなく、「自動車は動けばいい」というタイプだ。


お金は今もスカンピン(今、漢字変換されて「素寒貧」っていう漢字が出てきたけれど、これって当て字?それとも本当の漢字?)だ。

子どもの教育費に、全て、使い果たした。

僕たち夫婦の老後資金は限りなくゼロに近い。

それでも、(少なくとも僕は)老後資金については心配していない。

毎年、海外旅行に行きます、というタイプではなく、6畳の部屋で「村上春樹を読んでます」タイプだからね。



と言う事で、後悔しないために「やりたいことをやる」。

と言っても「やりたいこと」は明確には無いけれど、今の自分の気持ちを考え、無理をせずに、充実感を感じられるようにする。

今は、木曜日から始まる某製薬会社の新入社員の教育に密かに闘志を燃やしている。

「研修」に「闘志を燃やす」というのは、おまえは「燃える闘魂」の「アントニオ猪木」か?と言われそうだが、実は、そうなのだ。

これから社会人生活を送ろうとしている、希望に燃えた新入社員に対抗するには、「アントニオ猪木」ぐらいにならないと負けてしまう。

彼ら・彼女らに「治験の世界」の入り口を紹介し、進むべき方向を示せれば、と思っている。


今回の地震が来る前から、新入社員研修に対する気持ちは決まっていたのだが、この震災で、その気持ちが再確認でき、あらためて、自分の役割を考えた。

とりあえず、「決戦は木曜日」だ。

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■■■ ホーライ製薬・・・架空の製薬会社の日常 ■■■
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■■■ 医薬品ができるまで(治験に関する話題) ■■■
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