2011年8月30日火曜日

「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる

この本は、いつも機嫌よく、気持ちよく生きていくために、精神科医・和田秀樹先生が「感情を整理」する方法をアドバイスした本です。

いつも機嫌がよく気持ちが安定している人は好かれるし、不機嫌でイラついている人は嫌われます。

職場のつき合い、隣近所のつき合い、家庭や友達同士のつき合い、人間関係すべて同じです。

では、自分の感情をどう整理すれば、気持ちが安定していられるのか。

機嫌よくいられるのか。たとえ不機嫌な人に接しても、自分の感情をいつまでもかき乱されずにすむのか。

その「感情整理法」を本書でお教えます。

例えば、●「虫の好かない人」は、自分に問題がある。 ●百点満点を目指す人はしょっちゅうつまづく。 ●朝の気分をよくする工夫で感情生活は豊かになる。 ●悪口、噂話に加わると、心は泥沼におちいる。 ●未熟でも「自分」をさらけ出すと気分がいい。 ●人間関係に「嫌い」を持込まないと楽になる。

こうしたコツを本書で具体的に示していきます。

自分の感情を上手くコントロールできるようになると、他人に振り回されることなく、マイペースを保つことができるようになります。

「感情の整理」が上手くできるようになると、人とのコミュニケーションもずっと楽になります。



本書は2004年11月に同社より刊行された『「感情コントロール」で自分を変える』を改題・補筆した新版です。

著者の精神科医としての視点・分析が楽しめました。

身近に居る不機嫌な人を思い出し「そうそう、そうだょな」と納得しながら(時には自分自身の過去の振舞いを思い出して小っ恥ずかしくなりながら)、あっという間に読みきりました(約2-3時間) 。

自分自身を客観的に見つめること(メタ認知)が感情コントロールには欠かせない能力なのですが、これを獲得するための心の習慣について分かり易く書かれています。(『自分の感情をウォッチングし、不機嫌な感情を排し、上機嫌なるための技・コツを持つためのヒント』が詳述されています)

「与えられた環境で如何に振舞うかという最後の自由は奪われない」(「夜と霧」(V.E.フランクル))という言葉を思い出したりしました。

本書のような内容の本を読もうという心持ちがあるのなら、既に問題は半分解決したも同じだと思いますョ。

その素直な"成長願望"を維持することが大事なのだと思います。Good luck ! (^-^)v

目次:
序章 成功する人はこんな「感情の整理」をしています
第1章 あなたの感情生活を支配する「法則」がわかる
第2章 不機嫌な人は「自滅の法則」に支配されている
第3章 「嫉妬」はもう卒業しましょう
第4章 「心」の掃除は簡単にできます
第5章 周りな好かれる人の魅力は「機嫌のよさ」にある
第6章 すべての人間関係に「好き」を持ち込もう



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おすすめのビジネス書★キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編

仕事を楽しみ、高い成果をあげることを両立させるには?

対人能力、自己抑制力、持続力等、必要な基礎力をどう身につけ、今後のステップにつなげていくか、という「キャリアデザイン」について実践的に解説。

キャリアをどのようにデザインしていくかを示した。

神戸大の金井氏とならぶキャリア論の第一人者の本。

日経文庫ではあるが、一種自己啓発的な本である。


特徴的なのは、年代ごとに何を考えるべきか、を 示しているということ。

キャリアの節目が大切 というような議論はこれまでなされてきたが、具体的に年代ごとにどのような決断をすべきかというところに触れている点が、自分の身に置き換えやすく分かりやすい。

(1)は筏下り編、ということで30代半ばまでに身につけるべき基礎力について解説している。

個々の能力の解説も丁寧でわかりやすい。

キャリアデザインの専門家向けというよりも、万人が読むべき本という風に思う。


これから自分の人生をどう歩んでゆけばよいか…

今後、自分のキャリアビジョンを考えるヒントを与えてくれる本だと思います。

キャリアというと一般的に職歴や経歴と考えがちですが、この本では、未来の描き方・生き方を選択するプロセスをキャリアとしてとらえています。

自分のこれからのキャリアを考えていく上で何が必要で何を身に付けるべきか明確に書かれています。

自分の人生に目標をおきそれを実現するためのプロセスを見直し再認識するためのアイテムとしてオススメします。

仕事への取り組み方・目標設定・コミュニケーションの図り方など基礎的な部分を鍛えていくことで仕事の取り組み方も変わってくると思います。

特に、若手社員・新入社員の方や大学生でこれから就職活動をはじめる学生さんには、自分の人生を考える上でも参考になってくると思います。


『この本を5年前に読みたかった!』という読後感。

「万人読むべし」

天職探しや、転職先を探す前に、この本を読んでもらいたいです。

他の自己啓発の本とは違い、なぐさめや、変な行動を促すことはありません。

テンションも高くないし、鼓舞することもない。

なんか、論文みたいです。理論的だし、言葉はわかりやすい。

それでいて、ひどく、当たり前とも思える戦略がかかれています。


基礎力編は30代までの若い人向けですが、専門力編もあわせて読まれることをオススメします。


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2011年8月29日月曜日

人生に往復切符はありません。

「 人生に往復切符はありません。
     一度出発したらもう帰りません。 」

           ( ロマン・ロラン )





「人生の目的とはただ、
  見出すに値する幸運を見つけることです。」

  ジャクリーン・ケネディ・オナシス(元大統領夫人)
  





One of the toughest lessons to learn is this:
No one is responsible for your life but you.


一番大切で厳しい教訓:自分の人生の責任は自分しかとれない。

  





『リチャードの質問』

多分、あなたには、今までの生き方をやめて新しい目標に生きる「余裕」はないのだろう。

しかし、だからと言って、このまま今までの生き方を続けるほどの「余裕」があるのだろうか?







『ロマン・ロラン』

英雄は、自分のできることをした人だ。
凡人はできることをせず、できもしないことを望む。



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2011年8月28日日曜日

おすすめのビジネス書★自分らしいキャリアのつくり方

「仕事ばかりだと仕事に必要な能力が身につかない」

「好きなことと向いていることは違う」

「チャンスは親しくない人からやってくる」――



いまの働き方は見直すべきだとわかっていても、毎日が忙しくてゆっくりと考える暇もない私たち。

けれども自分らしいキャリアを求めるかぎり、進路に思い悩む節目は必ずやってくる。

そんなときに役立つ44の大切なヒントを本書は紹介する。

「ワークライフはバランスではない」

「就職は業界ではなく会社で選べ」

「キャリアは目標ではなく習慣でつくられる」。



常識を覆すキャリアメッセージ。


【巷にあふれる常識を覆す44個のキャリアメッセージ】

人生で大切なことは2つ以上ある。

お金を大切にしてはじめて精神的豊かさが手に入る。

遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない。

仕事選びや会社選びと同じくらい場所選びは重要。

目標を達成することがよいとはかぎらない。

転職するたびに人脈をふやす人と失う人がいる etc.


常識を覆すキャリアメッセージ。


本書は2つの観点から読むことができます。

先ずは「自分のキャリアをどのようにして磨いていくか」であり、もう一つは「組織という環境の中でどのようにしてキャリアを形成させていくか」ということです。

若い時に読んでいれば前者の視点で読んだと思いますが、「納得できない」「理解できない」といった疑問符がついたかも知れません。

この年齢になったからこそ「その通り」と思えるものも多いと思います。

後者の視点から本書を読んだ私は、モチベーションを上げるためのキーワードとして「キャリア」が使えるなと感じました。

また「人を育てる上で重要なのは(中略)育ちやすい環境を用意すること」「経験から学べないのは働く姿勢が悪いから」など示唆にとんだ考え方に、現状の中で気付かずにいた、あるいは雰囲気は感じていたけれど言葉にできずにいた要点を見いだすことができました。



日々の雑務に追われてキャリアの「節目」すら認識しずらい現代の私達にとって、ターニングポイントで人生の主導権を自らの手に取り戻すことが重要と説く。

その際に参考となる44のポイント集。

あくまでも「自律」による自分らしさを探求し、自分の経験を自分で振り返って「持論アプローチ」を行うと共に、実は毎日の積み重ねがキャリアを形成していく。

そんな一見当たり前のことを改めて気付かせてくれる数々のヒントがちりばめられている。



平易で読みやすく、多くの気づきをもらえる。

本書の中身を紹介するのは野暮なので、「おわりに」から引用。


自分の経験から学ぶのはキャリア形成に大事。

以下のような「悪い働く姿勢」があったら、要注意!

'@なんでも他人のせいにする「受身タイプ」

'Aやみくもに走り続けるばかりで反省をしない「精神論タイプ」

'B検証をしない「やりっぱなしタイプ」

'C学びのレベルの低い「歪んだ持論タイプ」

'Dうすうすわかっているのに変ろうとしない「頑固タイプ」】


このような上司がいたらさっさとその下を去ろう!



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おすすめのビジネス書★ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49

困ったとき、1冊あるとべんりです!

幾何の難問も補助線を引いたらたちまち解けたという経験はありませんか?

この補助線のような役割を果たす問いかけをする能力もファシリテーターには必要です。

この本は、そんなファシリテーターのための「道具箱」です。

さまざまな場面で使える49の「道具」が詰まっています。


見開き・図解で<こんな時に使える!><この道具の使い方><使用例><さらに使いこなすためのヒント>のステップでわかりやすく紹介しています。

きっと役立つヒントが見つかります。


GEのワークアウト経験者の森さんの書籍の1つです。

ファシリテーターを務めることになった後輩に概要がまとめられた「ファシリテーター養成講座」と一緒に参考図書として渡しました。

「道具」が見開き2ページ完結でまとめられているので読みやすく、必要な道具を随時参照する形で使えます。

ただ、内容自体はどれもあくまで「ヒント」なので、各項目について他の人の意見や他の書籍の内容等を書き加えることで、「自分の道具」になると思います。

私も各項目について、実際のやり方を先輩に教えてもらって、イラスト部分に書き込んで利用しています。

「さらに使いこなすためのヒント」に文章だけで書かれている部分に重要なポイントがある部分も多いようにも感じます。

入門書を読んだ上でテクニックの例を知るには良い1冊だと思います。


お客様先のビジョン策定会議のファシリテーテーションやセミナー講師をすることなどが多いので、非常に役に立つ1冊でした。

図も多く読みやすいこともお勧めポイントです。

組織やチームって、同じようなテーマで議論を始めてもその会議に参加するときのその人たちの心理状態も毎回違うし、それによって議論の中身も変わってくるし、パターン化するのが難しい。


会議って、生き物なんですよね。

ゆえに、なかなかうまくコントロールできない日や、発言がメンバーから出ない日などがあったりするものです。

そんなときに、道具を少し知っているだけで、きっといい方向に議論を進められるなと思わせる、ヒント満載の本だと思います。

なかなかいい議論ができないなぁとお困りの経営者の方も、 会議運営に携わる方、研修講師の皆さんにもきっとお役立ちです。


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20代で成功する方法・・・(5)

最近、「自分らしさ」や「自分」にこだわる新入社員が多くなった。
ビジネスの大前提として「ナンバーワン」があるからこそ、その独自技術や独自手法が「オンリーワン」と称されるのです。
自分が就いた仕事を好きになり、それでやっとナンバーワンになれる。
そこから、自分のスタイルが、自ずとわかってくる。
まず、楷書を覚えて、次に、草書を覚えて、独自性を探っていきましょう。

自ら育つために最初に身につけるべきことは「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」で考えることです。
一見、当たり前のことだと思うかもしれません。
しかし、多くのビジネスパーソンは何か、新しいこと、難しいことに取り組むとき、無意識に「できるか、できないか」を考えてしまいます。

そうではなく、まず「やる!」と決めてしまったほうが早いことがたくさんあります。
特に社会人になりたてのビジネスパーソンにとっては、「できる」ことなど、ほとんどありません。

ゴールは「やる」ことですから、そこに向かって情報収集・スキル習得の密度もいっきに高まります。

------>【まず、「やる」と決める】

★「人生において成功する方法」のサイト

http://horaisuccess.web.fc2.com/index.html

おすすめのクラシック音楽入門★ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』

聴けば、自信が湧いてくる。

http://www.youtube.com/watch?v=rNrTNZcktSA
映画に使われた名曲と言えば、必ず引き合いに出されるのが、このラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だ。
特に第3楽章に出てくるメロディは、何回、スクリーンに登場したことだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=fU2W77usiXM

そもそも、ラフマニノフはシンフォニーの第1番が不評だったため、ノイローゼになり、3年間も作曲できなかった時期、精神科医から「次は大傑作になる!」と暗示療法を受け、見事に立ち直り、大成功を収めたといういわくつきの曲なのだ。
あなたも自信を失った時は、ぜひ、これを聴いてカムバックを果たしてください。
曲の冒頭の鐘を鳴らしたような出だしが、印象的だ。

現代最高のラフマニノフ弾き、アシュケナージが演奏した名盤で、お楽しみください。

▼ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』(アマゾン) 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FLPS/horaihonoyomu-22/ref=nosim/

▼ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』(楽天)
↓ 
http://tinyurl.com/42fckv2

★「おすすめクラシック、おすすめジャズ、おすすめポップス」バックナンバー

http://horai-music.seesaa.net/

2011年8月27日土曜日

3分で人生を変える言葉(科学者編) ファーブル

●あなた方は細胞や原形質に試薬を試しておられるが、私は本能の、もっとも高度な現れ方を研究しています。
あなた方は死を詮索しておられるが、私は生を探っています。

(ジャン・アンリ・ファーブル:昆虫学者・好奇心の探究者)

ファーブルは昆虫学の権威ではありません。
31歳のとき「たまたま」興味を持って昆虫観察を始め、それを生涯に渡ってやり続けた一介の教師にすぎませんでした。
多くの偉大な科学者たちから、私たちが最も学ぶべきことは、単に知識ではありません。
自分が興味を持ったことをとことん、極めようとする、その「姿勢」なのではないでしょうか。

●博物学の巨人 アンリ・ファーブル  

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087200035/horaihonoyomu-22/ref=nosim/

★人生を支えてくれる元気と勇気をくれる言葉

https://sites.google.com/site/meigenkakugensite/

3秒で分かるビジネススキル (132)

■自己成長の方法・ポイント
まず、長所を探せ.

短所は忘れろ。

★3秒で分かるビジネススキル

http://horaithreesecbz.web.fc2.com/index.html

戦略を知らないビジネスパーソンは若死にする

悩みに対する対処方法・戦略を知らないビジネスパーソンは若死にする
私たちが勇気づけられるのは、人間には、自分の人生を努力によって向上させていく素晴らしい能力があるということだ。
もし、自信をもって自分の夢に向かって前進し、理想とする人生を送ろうと努力すれば、普通では期待できないほどの成功を収めることができる。

私はもう悩まない。
もし物質よりもまさる精神力というものがあるならば、私はそれで勝ってみせる。
生き抜いてみせる。
悩みが健康という名の法外な代償を払っていることを肝に銘じよう。

「悩みに対する対処方法・戦略を知らないビジネスパーソンは若死にする」

★バックナンバー

■■■ 悩みを解消し、自信を持つ方法 ■■■

http://horaiconfidence.web.fc2.com/index.html