2011年7月3日日曜日

「段取り8分に仕事2分。」

仕事で最も大事なのは「準備」だ。

簡単な話、ブログの更新で一番大切なのは、唯一「ブログを書く準備をする」だ。

つまり、何を書くのか? という疑問文を自分に投げかけることだ。

いや、もっと大事なことがある。

「何故、ブログを書くのか?」だ。


何故、ブログを書くのか、をなんとかやり過ごし、何を書くかを横目で眺め、一番簡単な作業の「保存する」のボタンをクリックする。


それはともかく、僕は3時間の研修のために2か月を費やす。

研修のネタを探し、ネタにまつわる成書を読み、考えをまとめ、研修としての体裁を整える。


モニターがモニタリングする時も、明日、訪問する治験責任医師に話すためのメモを作る。

前回、訪問した時の問題を解決するために。

或いは、次回のSDVの許可を取るために。

毎回、モニターは治験責任医師を訪問する「目的」を明確にすべきだ。

そして、事前準備として前回の「モニタリング報告書」を読み返す。


・・・・・・というように、仕事は準備が一番大切なのだ。

準備に時間を十分に取っていますか?


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プロは読め!●『企業を高めるブランド戦略』田中 洋 (著)

企業の価値と信用はこれで決まる!

現代のブランドは企業の「資産」である。
それを育て上げ、競争優位と顧客の信頼を得るには何が必要か?

ブランドは意図的に育てるもの――「強いブランドとは優れた経営の結果であって、それ自体は管理すべきものではないのではないか」という考え方がある。

たしかに日本の長い商取引のなかで、「三越」のような伝統的なブランドがいくつも形成されてきた。


しかし今日では、ブランドは自然に形成されるものではなく、意図的に育てなければならない対象であり、そこにはブランドを効果的・効率的に構築するための戦略性が必要なのである。


グルメコーヒーの「スター・バックス」などに見られるように、今日ではブランドを短期的に育成し活用していくような経営・マーケティングが競争優位をもたらす市場状況が出現している。

ハッキリ言えば、「よい品質の製品を提供していけば自然にブランドは育成される」という考え方自体が修正を迫られているのである。


自社をあるいは自分を「ブランド化」したい方、プロは必読です!


企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)






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2011年7月2日土曜日

「ヒッピー」になりたくて

どんな世界にいても、どんな国にいても、「落ちこぼれる」人がいる。

それは「いい悪い」ではない。

日本でも昔から、「駆け込み寺」があった。


現実に社会に馴染めない人を「受け止めてくれるシステム」がある社会がいい。

アメリカでは東海岸で「あ、俺、この世界、だめ」と思った人は西海岸に行き、ヒッピーになり、パソコンなどを作ってしまう。

カリフォルニアに行ったり、ロサンジェルスに行ったり。


僕に好きな詩人の茨木のり子は「落ちこぼれ」を「和菓子の名前いつけたいやさしさ」と表現している。



「落ちこぼれ」   茨木のり子


  落ちこぼれ
    和菓子の名につけたいようなやさしさ

  落ちこぼれ
    今は自嘲や出来そこないの謂

  落ちこぼれないための
    ばかばかしくも切ない修業

  落ちこぼれこそ
    魅力も風合いも薫るのに

  落ちこぼれの実
    いっぱい包容できるのが豊かな大地

  それならお前が落ちこぼれろ
    はい 女としてとっくに落ちこぼれ

  落ちこぼれずに旨げに成って
    むざむざ食われてなるものか

  落ちこぼれ
    結果ではなく

  落ちこぼれ
    華々しい意思であれ



会社を転々として、いわゆる一流の大手の製薬会社を辞めて、大手とは言えない普通のCROにいる僕は、ある種類の人から見たら「立派な落ちこぼれ」だ。

結果ではなく、僕の意思でなった「落ちこぼれ」でありたいと思っている。


ヒッピーになりたくて髪を伸ばし、フォークギターを買い、タバコを吸い始めたのは30年以上も昔し。


僕の昔話は誰かの未来。


落ちこぼれてもいいだよ。



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2011年6月26日日曜日

ちょっとずつ成功する方法

●ちょっとずつ成功する方法

ある日、何もかもがガラッと変わって、すべてがうまくいくなんてこと、世の中には絶対にない。

どんなものでも少しずつ、ちょっとずつ変わっていくもんやと思う。


(プリンセス・トヨトミ、万城目学)






●恋愛について語るとき、自分がいかに優位であるかを語ろうとする人がときどきいる。

自分がふりまわされているのではなくてふりまわしているのだと。

自分がより多く愛しているのではなくより多く愛されているのだと。

相手が必要でたまらないのは自分ではなくて他方なのだと。



恋愛において優位であろうとする人は賢くなりすぎてしまったのだ。

はだかんぼうであることがみっともないととことん教えられてしまったのだ。


(西荻窪キネマ銀光座、角田光代)








●きみと一杯のお茶をが飲めれば世界なんか破滅したっていいのさ。

ドストエフスキー




●突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ。 そんな言い訳を用意してきみの住む部屋へと急ぐ。

小沢健二




●ちゃんとやるんじゃない。

楽しくやるんだ。


人生は、何でも楽しめる人の勝ち。

この間、18,9だと思ったのに、もう、この歳だ。

男も女も、18,9まで。


これから先は、偉そうにしていないで、楽しんでいるふりも止めて、好きなことやって、楽しもうよ。


喜ぶには、理由が必要だと思っているでしょ?

違うんだな。

喜ぶと決めて、喜ぶんだよ。

これが本当の生き方。





●危ない橋は渡らない。そのほうがいいに決まっています。でも・・・・・


危ない橋は渡らない。

そのほうがいいに決まっています。


でも、そこに立ち止まっているのが安全なわけでもない。




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2011年6月25日土曜日

「効率化」と「手抜き」はもちろん違う

仕事は効率化できるのであれば、効率化するに越したことはない。

だけど、時々、「効率化」と言って、「それ、ただの手抜きじゃないの?」という場面に出会うこともある。

たとえば、治験薬の副作用が多発した時に、その都度、対応を考えるのではなく、1年に1回、まとめて検討する、なんていうことだ。

法律やガイドライン、SOPで縛られてしまう手続きは「手を抜かない」。

そういう縛りを残したまま、「さすがに、これは無駄じゃない?」という点を見つけるのが楽しいのだ。

イノベーションを考える時に、それをいいことに「手抜き」を考える輩もいる。

押さえるべきは押さえ、それでもなお、効率的に進めることができるはずだ。



簡単な話し、「稟議書」を廃止するってのはどう?

少なくとも、無駄に朱肉を使わなくてすむよ。

「連帯責任」は「無責任」だからね。

無駄に「稟議書」を作っているのに、重要な届を当局に出し忘れている、ということもある。

つまり社内監視の「形骸化」だ。

「何が重要なのか?」ということを誰も判断しなくなる。

誰も自分ひとりで責任を負う、ということに弱腰になる。



自分の会社・職場はどうだろう? と見回してみることをお勧めします。



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2011年6月24日金曜日

あなたは「賢い」旅人ですか?

なぜ、その「SOP」が定まっているのか?

社内に様々な「SOP(Standard Operating Procedures)」があると思います。

皆さんはそのSOPに従って仕事をしていると思います。

でも、何故、SOPでそのように決められているのか、を考えたことがありますか?

そこには色んな理由があり、それを知らないと、SOPに縛られたり、SOPを逸脱しやすくなります。



さらに、こんな例もあります。

SOPの話から外れますが・・・・・・。

ある野原を歩いていたら、道が急に、大きく右に回りこんでいました。

何故だろう?と思わない人は、その道に従って(遠回りになるけれど)、右に回り込みながら歩いていきます。

疑問がないので、遠回りも苦労とは思わずに進みます。

ところが、ある旅人は、「あれ?何故、ここで道が大きく迂回するの?まっすぐに進めばいいじゃない」と思います。

実は、その野原には昔、大きな池があり、それを迂回するために道が大きく右に回り込んでいたのです。

その大きな池も、時代が変わり、すっかり干上がってしまい、今では普通の野原になっています。

そこに気づいた「賢い」旅人は、みんなのために道を切り開き、まっすぐに進めるようにしてくれました(こういう旅人を僕らは「パイオニア」と呼びます)。



「SOP」も同じです。

よくよく考えると、実はその「手順」や「ステップ」は、今では不要なことなのかもしれません。

だから、常に「何故、この作業をやるのか?」を考えて仕事をしましょう。


SOPだけではありません。

上司からの指示・命令も「何故?」と考えていきます。

そうすることで、普通に過ごす3年分を、1年間で経験できます。

「何故、それをやるのですか?」



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2011年6月21日火曜日

だから、新しい世界観なのだ

明日は新しい人たちに対する研修を初めて実施する。

いたらぬこともあるでしょうが、何分にもよろしくね。


新しい人たちと交流するのは、新鮮で、かなりいい気分になれる。

もちろん、緊張することは緊張するのだけど。



研修の講師を生業(なりわい)としていると、「お!そう解釈しましたか!?」という瞬間がある。

たとえば、新しい通知の解釈方法などでね。

そういう「自分とは違った視点を持っている人」と交流を持つことは自分の成長にも繋がる。



新しい視点を得るということは、新しい世界観を得る、ということになる。

新しい世界観を得たくて、僕たちは「小説」などを読んだりする。

村上春樹の『僕』や『カフカくん』や原りょうの『探偵の沢崎』や夏目漱石の『ぼっちゃん』が観ている世界観を知りたくて、僕らは本を読む。


そういう新しい世界観を得る方法は読書だけではなく、実生活でもありうる。

「なるほどね!そうきたか!!」という瞬間だ。


僕には僕の世界観があるけれど、他者の世界観を知るのも楽しいものだ。

そんな経験をさせてもらえる講師の仕事を僕は好きです。


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2011年6月20日月曜日

では、どうやってモチベーションを維持するか?

時には『危機感』を持って仕事をするとモチベーションが上がる。

集中力もアップする。

でも、そういう状態をずっと維持すると、『危機感』が危機ではなく、日常になってしまって、効果が薄れる。


効果を維持するためにずっと危機感を持って、緊張している、というのも「ストレス」になり、だんだんと仕事の質が低下することになる。

では、どうやってモチベーションを維持するか?

それは、仕事を創造的に行うよう意識すればいい。



「アメとムチ」だけで仕事をしていると、「面白み」がない。

「別に、仕事に「面白み」は必要ない」と思っている人は、それはそれでいいけれど、つまらない人生を送っているな、と思ってしまう。



自律的に仕事をやっていると、面白みがあり、なおかつ、報酬(アメ)もくるので、こうなったら最高だよね。

組織の中で働くときは、さらに追加として「他人に対する配慮」とか「メンバーに対する感謝」というマインドも大事になってくる。

これは何も「チームワーク」を向上させるためにということではなく(もちろん、そういう目的もあるけれど)、自分が「気持ちよく」仕事をする時に必要なのだ。


「敬意」を持って人に接すれば、相手からも「敬意」をもって接してもらえる。

だから、自分に対して「敬意」を持って接してほしい場合は、まず、自分が他者に対して「敬意」を持って接することだ。



『危機感』が全く無いというのも困ったもんだが(蛙がゆで上がるが)、危機感だけで仕事をするのはつまらない。

要は自分の気持ちの問題で、仕事が楽しくもなり、辛くもなる。

マインドの問題は難しそうでいて、実は簡単だ。(何しろ、自分のことだから。)

他人を変えることは難しいけれど、自分を変えるほうなら、なんとかなりそうだよね?

お天気を変えることは不可能だけど、お天気に対する自分の気持ちはいくらでも変えられる。

と思って、仕事をしてみたらどうだろう?


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2011年6月19日日曜日

物事に熱中するにはこの手に限る

●あくまでも自分自身と自分の取り組んでいるアイデアを信ずるならが、たいてい、成功することが私には分かった。

(チャールズ・ケタリング)



●自分のふさぎこんだ心を口笛で吹き飛ばして、他人までふさぎの巻き添えにしないように気を配る人がもっといてもよさそうなものだ。

楽しそうに振る舞っていると、いつか本当に楽しくなる。

物事に熱中するにはこの手に限る。

仕事にしろ会議にしろ、面白くてたまらないといった態度で取り掛かれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気が付くものだ。




●勇気とは恐ろしくて半分死にそうになっている時でさえ、その場に必要な行動がとれる能力だ。

(オーマス・ブラッドリー将軍)



●自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、ふだんなら思いもよらぬ、成果が得られる。

句中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。

楼閣は空中に建てるものだ。

さぁ、その下に土台を建てよう。

(ソロー)


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お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』

お勧めのビジネス書●『心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ 』藤沢 晃治 (著)

先週に引き続き「藤沢 晃治」の本の紹介です。

本書はプレゼンテーションの基本がぎっしり詰まっている本です。

プレゼンに対する心構えから、そもそもプレゼンの主役は誰か?などいう概略から伝える技術として「概観を先に与える」「視覚情報を与える」「聴講者の届ける意識を持つ」などという基本ノウハウが紹介されている。

さらに秀逸なのは第5章で紹介している「説得する技術」だ。

ここには次のことが紹介されている。


1)論理力

2)構成力

3)比喩力

4)事例力


これらの4つの力はプレゼンに限らず、普段のビジネス会話、会議などでも通用するスキルだ。

そんなこんなで、プレゼンの全てをコンパクトにまとめている本書を推薦します。

特に社内でプレゼンが多い人は必読だと思います。

プレゼンで損している人って、多いものね。


心を動かすプレゼンの技術 人前で話すのが苦手なあなたへ (角川oneテーマ21)
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